女性に特有の病気:乳癌(乳がん)
乳癌(にゅうがん)とは乳房組織に発生するがんのことです。世界中でよく見られる癌で、西側諸国では女性のおよそ1割が一生涯の間に乳癌にかかる危険を有しています。それゆえ、早期発見と効果的な治療法を達成すべく膨大な労力が費やされています。また乳癌女性患者のおおよそ2割がこの疾患で死亡されています。乳癌にかかるリスクは年齢と共に増加します。次に書きますように、乳がんの場合は早期発見のための検診が有効です。
女性に特有の病気:乳癌(乳がん)の検診
高齢の女性ほど罹患率が高いため、今日では多くの国で乳がん検診を受けることが推奨されています。乳がんの検診には、胸部自己診断法とマンモグラフィー(mammography)も含まれます。壮老年女性の全員のマンモグラフィー検診が実施され、早期乳癌の発見に効果を挙げている国もあります。
この段階で施されるマンモグラフィーは早期乳癌を発見する為の選択肢のひとつで、より一般的な方法として、超音波検査、NMR断層撮影やCTなどマンモグラフィーに比べて解像度が低く、不便な画像診断も存在します。CTは乳癌の検診にはほとんど適していません。解像度は良いのですが、費用や装置などの使い勝手の点で、NMR断層撮影も同様に検診には使い難いといえます。
女性に特有の病気:乳癌(乳がん)の治療
乳癌の治療は原則的には外科手術であり、化学療法や放射線療法が併用されることもあります。
腫瘍のタイプと病期によって、乳腺腫瘤摘出か乳房を大きく切除する必要があるかが分かれます。外科的に完全に乳房を切除する方法は乳房切除術と呼ばれます。
化学療法は、主に術前・術後の補助化学療法や進行・再発乳癌の治療に用いる。また乳癌はエストロゲン依存性であることが多いことからエストロゲン依存性の乳癌の場合、抗エストロゲン剤であるタモキシフェン、アロマターゼ阻害剤等を用います。