女性に特有の病気:尿失禁4
真性尿失禁は尿路異状による尿失禁で尿道外尿失禁とも言います。真性尿失禁の原因は、尿管異所開口、膀胱腟瘻等によると考えられます。
真性尿失禁の治療法としては手術療法を行います。手術は尿路再建術を行います。仮性尿失禁とは、尿路自体には異状は無い、尿路の周辺臓器の異状による尿失禁のことを言いいます。
腹圧性尿失禁は、腹圧をかけると起こる尿失禁のことです。
統計的には35歳以上の女性に多くみられます。
原因として、出産や肥満による骨盤底筋群のゆるみで発生することが考えられます。腹圧性尿失禁の症状では、くしゃみ、大笑い、重いものを持ち上げるとき等通常より力がかかったときに尿が漏れることがあります。日常の排尿は自分の意志で出来ます。
女性に特有の病気:子宮内膜症
子宮内膜症とは、子宮内膜やそれに類似した組織が子宮内腔や子宮体部以外の骨盤内で増殖する疾患を言います。
子宮内膜が子宮外で増殖する疾患で、良性の疾患ではありますが、転移や浸潤するなど悪性腫瘍のような性質も併せ持っています。子宮外にあるとはいえ子宮内膜であることに変わりはないので、エストロゲンに依存して発育していきます。
女性に特有の病気:子宮内膜症2
子宮内膜上皮細胞や間質細胞が正常な筋組織や結合組織の間に浸潤します。細胞は子宮内膜と同様の構造を持ち、ホルモンの周期にあわせて内膜の増殖や剥離が起こり、月経時には出血もします。なお、増殖のみが起こり出血しないものもあります。
このとき出血した血液は組織間に貯留し、血腫を形成してブルーベリー・スポットと呼ばれる嚢胞を生じます。卵巣などではチョコレート嚢胞と呼ばれる強い癒着を引き起こす嚢胞が発生しますが、月経困難はこれによるものです。